アメリカから無事に帰ってきました。
レースの後のバイクを送る作業もたいへんでした。炎天下の中お疲れ様でした。
2017 Bonneville Motorcycle Speed Trials
想像していた戦いよりも超えた、経験したことのない競技。
ここでしか経験出来ない競技。
この白い世界は、塩の道。
Bonneville Salt Flats
アメリカ、ユタ州北西部に位置するグレートソルト湖の西に位置する中で最も大きい、100平方マイル(260平方キロ)
東京ドーム8800個分の壮大な塩の平原で標高約1282m
海水よりも高塩分濃度の湖水の水分が、夏季の高気温で蒸発して固まった厚さ数十センチの塩の塊です。
ここで、大昔からたくさんのモータースポーツが開かれてます。
たくさん開かれているスポーツの一つに挑戦してきました。
車検は1日かかりました。
今年は、コースが1つしか取れず、3マイル、5マイル、11マイルの3つのグループを順番に進行を進めるのでいつ走れるかも時間も決まっていない。
待ち時間とてつもなく長い。。。
いつ順番が回ってくるかもわからない中、モチベーションを保つ事に苦労しました。
温度は40°近くあったのか、日差しが痛く少しでも日陰を探して順番待ち。
初日は5時間待っても走れずでした。
2日目以降は2、3時間待って1日2本走れるペースです。
なので、パドックにも戻ることもなく、順番に並びながらの整備点検。
今年の路面は今までにもないと言われる程の悪い状態で、予想以上にBumpyでバイクに座る事も出来ず、ジョッキー状態で走行。
1本走るごとに、あらゆる所のネジが緩みます。
もちろん、マシジメは列に並びながら。。。
ライダーにしかわからない走行中の状況。。。
次走るまでの心の準備など思う事はたくさんありながら次の順番を待ちます。
朝の塩の道は少しサラッとした塩平原。
昼にかけて日差しが強くなり塩の道が更にサラッとするのかと思いきやそれの逆でした。
塩の塊の下の海水が上がってきて、少し湿り気味になります。
走るには朝一が良いです。
次の走行状況など、誰もが予想出来ない。
風向きや強さは、走行前のスタート地点では教えてくれますが
計測1マイル区間はわからないと言われます。
自然相手は、全く予想出来ません。
そんな中でも挑むライダーの背中が、覚悟を決めてるかの様に見えました。
1本1本同じように走行なんて出来ない中、1本1本記録が伸びていきました。
5日間で7本走って、やっと慣れてきた頃にカウルの状態も悪くなってきたのでレース終了。
記録は、173mph(約280km)
初めての挑戦。。。予想していなかった自然との闘い。
バイクはまだまだ走りたい気持ちが見えましたが、踏ん切りを決めるのも大事。
みんな怪我もなく乗り越えました。
協賛や応援していただいた方々ありがとうございました。
〈YUNA〉
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