SHIUN CRAFT WORKS のカスタマーの中で一番ハードコアなのはリジッドフレームにスーサイドクラッチ乗りではなく、ダントツでここに紹介するTC88のFLHTCのオーナーN氏です。
以前乗っていたEVO ロングフォークSOFTAIL CHOPPERは「200km巡航出来るように!」とオーダーされましたが、「180km巡航でカンベンしてください!」と言いました。もちろん完成させましたよ。
ちなみに180km巡航できるロングフォークのSOFTAILとは、140kmで高速コーナーをハンドル片手放しで廻っていける車両です。「180km出るか出ないか」ではありません。
さて今回は主にフロント廻りのモディファイで、P-Mのコントラストカットホイール、18"ラジアルタイヤ、13"Wディスク&6PODキャリパーをWで装着。さらに今月号の VIBES magazin でも紹介されている
SUNDANSE製の''トラックテック''フォークスプリングキットを早速組み込みしました。もちろん今回ホイール、ブレーキ共に軽量化されたことによりバネ下加重が軽減しますのでフォークの動きは断然良くなりますし、回転するパーツも同じく軽いのでブレーキ性能も相乗効果として格段に上がります。同じく加速性能も良くなります。見た目がハデなので単なるドレスアップぐらいに思っている人も多いでしょうが、本当にビックリするくらいバイク全体の性能が上がります。
話は戻ってこの''トラックテック''フォークスプリングが抜群にイイ!
オーナーさんの方が走り込んで的確なインプレとアドバイスをくれますのでそのまま書きますが「動き始め(初期作動)はしなやかで沈み込んでいくと堅くなるが、今まで使った社外品(2段階のバネレートを持ったプログレッシブ形状)のように柔らかいところから急に堅くなる感じがなく、変化がなめらかで安心感があって、コーナーでギャップを踏んでも今までのように横にタイヤを飛ばされる怖さが無い。しかもブレーキングが終わってからの戻りもスッと戻って(伸びて)S字の切り返しもムチャクチャ軽くなった!」と大絶賛でした。
「これはオススメやっ!」と営業の苦手な私MATTCHANGの代わりに、その時SHIUNにいた他のお客さん達にオススメしてくれていました。
ちなみにN氏、今日は六甲山を端から端まで2往復(ワインディングだけで100km以上!)走ってきた帰りでした。「そんな・・、高校生とちゃうんですから・・・・・・。」と静かにツッコミ入れておきました。
200km巡航プロジェクト用のエンジンを準備中ですが、そちらは次の機会に紹介します。