先日、航空便で荷物が届きました。
注文したことすら忘れるくらい前に頼んだ自分のクルマ(4輪)のパーツ達でした。
中には、900馬力!!!!!に耐えられる(そんなに出せん!)クランクシャフト、艶めかしいHビームのコンロッドが8本、ピカピカで手鏡にしてヒゲが剃れそうな、バカでかいピストンが8つ入っておりました。
ふと箱に目をやると、なにやらキャプテンパール号の旗のようなイカしたマークが・・・・・・。
書いてあることをを見ると・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
人に言うのも恥ずかしい英検4級の私、MATTCHANGには、読めますがさっぱり理解できません。
多分、「このパーツをお前のポンコツに組んで、アクセル踏んだらエライ事になって、ボディーを置いてエンジンだけクルマの顔面から飛び出し、前のクルマに追突して危険だからから注意しろ!!!」
みたいな感じのことがきっと書いてあるのでしょう。
で、問題の愛しのポンコツはコイツです。
今年で43歳、アメリカ合衆国生まれの、マス男さんです。生まれてすぐに日本にやってきたので、アメリカ生まれですが、日本育ちです。
目に入れても痛くない位カワイイ奴ですが、ジャッキアップして下に潜っていると、サビがボロボロ落ちてきて目に入って痛いです。
1年かけて配線を一本残らず引き直したり、足回りや駆動系も手を入れたりとかわいがっているので、こう見えても、
「具合が悪いのは見た目だけ!」
となっております。
普段は「美しくて速い!」乗り物が好きと公言している私、MATTCHANGですが、このクルマを見た人には
「普段言ってる事とチャウやん!」
と、ツッコミを入れられます。
しかし、物事には順序っちゅうもんがあるのです。
見た目ばっかり気にして中身が空っぽの薄っぺら野郎と同じく、ピカピカなのに遅いマッスルカーほどみっともない物はありません。
中身をパリッと全て仕上げてから、外観も綺麗にしてやるつもりです。
し・か・し・誰もが「レストアするより買い換えた方が安い!」と言います。鈑金屋さんですらも。
いつかはきっと、YOKOHAMA の HOTROD CUSTOM SHOW で優勝して、仙台のドラッグストリップ(レース場)ではウイリーしながら9秒代で走れるような"SUPERマス男"にしてやりたい、と妄想続きの今日この頃です。
先日気分良く走っているとき、よりによって神戸、「三宮」交差点、5車線のど真ん中で不覚にもガス欠して止まってしまいました。
後ろのアルファロメオに乗っていた親切なお兄さんが、押すのを手伝ってくれて路肩まで避けることが出来ました。
その一部始終を横断歩道から1000人位の人に目撃され、そのうち100人位は、翌日会社で「昨日、三宮でボロボロのクルマがエンコしてて・・・・。」とみんなに報告したに違いありません。
なので、訂正しておきますが、あれは
「エンコではなく、ガス欠です!」
どっちにしろ恥ずかしい事ですが・・・・。