お昼に近所のコンビニまで歩いていく途中に、イタリア車メインの超有名なレストア屋さんがあります。
先日そこで、とんでもないクルマを見てしまいました。
ランボルギーニ さんとこの ミウラ!で御座います。
こないだは、走っているフェラーリ デイトナ を、たて続けに2台見たときは「うおー!」と、思わず叫んでしまいましたが、ミウラ だと、凄すぎて声も出ません・・・・。
まだペイントブースから出てきたばかりで、ヘッドライトが付いていないにもかかわらず、その流し目にヤラれました。
う・つ・く・し・す・ぎ・る・・・・・・。
私、MATTCHANGは、そのありがたさに、思わず合掌してしまいます。
この、超強烈なオーラを発するクルマには、新型GT-Rだろうが、アストンマーチンだろうが、全くかないません。
思いっきり,主観的な意見ですが・・・・・。
エンジンルームには、ウェーバーのダウンドラフト・キャブに付いたファンネルが12本!天に向かって突き立っております!
「オレも吸い込んで下さいっ!」と思わず言ってしまいそうな美しさです。
真紅に塗られたボディーは、ETCが無くても、ゲートの下をくぐれそうなくらい、ペッタンコです。
すごいぜ、ランボの三浦さん!!!!
時は1963年、トラクターメーカーだったフェルッチョ・ランボルギーニ氏が、新しく買ったフェラーリに不満を持ち、エンツォ・フェラーリ氏に直談判しに行くも、「フン、トラクター屋に何が分かる?」と冷たくあしらわれたことに腹を立て、「おんどれ、上等やんけ!お前んとこよりも上等なクルマ造ったらー!」と、怒り狂ったランボリギーニがクルマを造り始めた、と言うのは有名な神話であります(多少、事実と違うかもしれません)。
この反骨心、すごいですねー。
と言うわけで、このブログを呼んで下さっているような、我々"真のアウト野郎"共は、御ランボルギーニ様 に特別な敬意を払わねばなりません。
もし、何かの間違いで、自分がこんなクルマに乗る時が来たら、ムラサキ色に全塗し、内装は真っ白の革張りにして、ハの字シャコタンにして、スリックタイヤを履かせ、チューリップハットをかぶって転がしたいもんですが、そんな大きな間違いは、起こる気配すらまったく有りません。
そこで、どうせ交通事故に遭うんだったら、携帯片手のニィチャンが運転するミニバンに当てられるより、こんなクルマに、「思いっきり、跳ね飛ばされたい!」と本気で思いました。