中古車で、次のオーナーが決まったSHOVEL をミッドコントロールにする途中で気が付きました。
ハーレー純正の4速ミッションですが、

キックカバーを止める、スタッドボルトの取り付け部分が、割れているではあ~りませんか・・・・。

9本もあるし、そのままでも大丈夫か。黙ってれば解らんですよね。
ん~なわけないし。
直します。
アルミ鋳物専用の溶接棒と、TIG溶接機で肉盛りします。
分子が安定するまで放置してから、面出しします。

そして、穴空け&タップをたてます。

出来ました!
ん???? ちょっとネジ穴が、大きすぎるのでは?

ココでリコイル登場です。

専用工具を使って、写真真ん中の、小さいステンレス製コイルを埋め込みます。

これでやっと完成です。
リコイルを入れることによって、元よりネジ部分が強くなっています。
ちょうどこのネジ部分に、リヤのブレーキマスターを付けるところでしたので、強度的な不安が無くなって、
思いっきりブレーキが踏めることでしょう。
そんなこんなで、今日もジミ~な仕事内容で御座いました。

あんまり地味な内容なんで、写真を一枚。 " Pisano Matsubara CAMARO "
1970年代初頭の、ナイト ドラッグレース(速い車だけが勝ち残る ドラッグレース では通常、決勝戦は日が落ちて、暗くなった頃に行われる)。
観客の熱気と、爆音、そしてアルコール燃料のニオイまでもが伝わって来そうな 私 MATTCHANG お気に入りの一枚。